「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

多くのチャンスを逸する攻撃、相手のワンチャンスに耐えきれない守備。依然として問題点は改善されず/J1 第9節 長崎 vs 柏【レビュー】

明治安田生命J1リーグ第9節

長崎 1−0 柏

得点者:50分 平松宗(長崎)

●スタメン

GK中村航輔、DF13小池龍太、中谷進之介、パク ジョンス、中山雄太、MF大谷秀和、キム ボギョン、亀川諒史、FW江坂任、伊東純也、クリスティアーノ

 

圧倒的に支配しながらチャンスを決めきれず、逆に相手のワンチャンスに沈む。

大谷秀和も「今年多い試合内容」と振り返ったように、今季何度も見せられた“負けパターン”による敗戦。これで公式戦3連敗となった。

普段の4−2−3−1ではなく、この日は3−4−3のシステムで、中谷進之介、パク ジョンス、中山雄太の3CBからビルドアップをスタートしていく。序盤こそ長崎のプレスを受ける場面はあったが、時間の経過とともに大谷秀和、キム ボギョンのボランチを使いながら長崎のプレスを剥がし、そのズレを巧みについていくことで、前半の途中からは一方的な柏ペースになった。

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