「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

中断期間の成果は見られず、天皇杯の挑戦はあえなく3回戦で終焉。果たしてすべてを出し切ったのか/天皇杯3回戦 柏 vs 山形【レビュー】

天皇杯3回戦

柏 1−2 山形

得点者:67分 坂井達弥(山形)、90分 クリスティアーノ(柏)、90+4分 フェリペ アウベス(山形)

●スタメン

GK桐畑和繁、DF今井智基、細貝萌、パク ジョンス、亀川諒史、MFキム ボギョン、大谷秀和、栗澤僚一、FWクリスティアーノ、瀬川祐輔、山崎亮平

 

試合前、選手たちは皆、「キャンプでやってきたことをどれだけ発揮できるか」という点をポイントに挙げていた。そして、残念ながらそれはほとんど目にすることはできなかった。

サイドへ追い込んだ際の囲い込みでは、加藤望監督就任直後の名古屋戦に比べて整理された場面こそあったものの、自分たちのイージーなミスからボールをロストしてカウンターを浴びた数々の場面は、韓国キャンプの練習試合で牙山に5失点を喫したそのままの課題である。

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