「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

“テンポが上がらない”。天皇杯で露呈した課題は改善されず、リーグ再開初戦を落とす/J1 第16節 柏 vs FC東京【レビュー】

明治安田生命J1リーグ第16節

柏 0−1 FC東京

得点者:61分 オウンゴール(東京)

●スタメン

GK中村航輔、DF小池龍太、鎌田次郎、パク ジョンス、亀川諒史、MF細貝萌、大谷秀和、キム ボギョン、FW伊東純也、江坂任、クリスティアーノ

 

「サイドの攻撃の狙いと、中央に2人を置くことによって、安定した試合運びができる」(キム ボギョン)

そういう意図からアンカーを置いた4−3−3ではなくダブルボランチでスタートした試合。だが、そのシステムがハマったとは言い難く、天皇杯の山形線同様、攻撃のテンポが上がらずにマイボールになった時にはスピードアップできない。チャンスになるのは、伊東純也と小池龍太が仕掛けた右サイドアタックのみで、チームとしてどうやって攻撃を仕掛けていくかのイメージが共有できていなかった。

(残り 903文字/全文: 1253文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ