「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

得点を取れない、守れないでは、勝つことは難しい/J1 第21節 柏 vs 仙台【レビュー】

明治安田生命J1リーグ第21節

柏 0−2 仙台

得点者:59分 奥埜博亮(仙台)、80分 西村拓真(仙台)

●スタメン

GK桐畑和繁、DF小池龍太、ナタン ヒベイロ、パクジョンス、高木利弥、MF小泉慶、手塚康平、瀬川祐輔、FW伊東純也、江坂任、クリスティアーノ

 

前半良い形で攻めているときに、チャンスはあったし、そういうところで決めていれば試合は違ったと思うんですけど、でもそれができなかったとしてもしっかり守って、もっと自分たちのペースでやれればよかったと思います」

伊東純也は端的に敗因を語った。

試合の入り方が良く、中盤の手塚康平と小泉慶の関係性が抜群だった。セカンドボールを柏が支配し、優位に試合を運んで行く。仙台にはミスも多く、途中で引っ掛けてショートカウンターを繰り出せる場面もあった。

江坂任、クリスティアーノにチャンスがあり、33分にはペナルティエリア前中央のスペースでボールを引き出した伊東がドリブルで侵入していく。平岡康裕の決死のブロックによってシュートにはいけなかったが、前半は確実に得点の気配があった。

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