「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

果たして勝てない本質は見えているのか?/J1 第26節 柏 vs 清水【レビュー】

明治安田生命J1リーグ第26節

柏 2−3 清水

得点者:10分 竹内涼(清水)、52分 白崎凌兵(清水)、64分 瀬川祐輔(柏)、81分 河井陽介(清水)、90+4分 クリスティアーノ(柏)

●スタメン

GK桐畑和繁、DF亀川諒史、鈴木大輔、中川創、高木利弥、MF伊東純也、小泉慶、手塚康平、中川寛斗、FWクリスティアーノ、瀬川祐輔

 

スコアの上では2−3と1点差ゲーム。1−3にされた後も諦めることなくアディショナルタイムに1点を返す執念は見せた。

その「1点差」と「最後に見せた執念」で勘違いをしてはいけない。内容的には完敗に等しく、前半から何度も作られていた決定機を清水が確実に仕留めていたら、ワンサイドゲームになってもおかしくはなかった。

守備から入る。集中する。入りが悪い試合の反省の弁として、最近はそういう言葉が聞かれるが、今回も立ち上がりの10分に先制を許した。

(残り 1685文字/全文: 2065文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ