「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

責任の所在をはっきりさせなければ、同じような試合を繰り返すだけ/J1 第28節 浦和 vs 柏【レビュー】

明治安田生命J1リーグ第28節

浦和 3−2 柏

得点者:35分 オルンガ(柏)、38分 長澤和輝(浦和)、41分 興梠慎三(浦和)、60分 瀬川祐輔(柏)、81分 興梠慎三(浦和)

●スタメン

GK桐畑和繁、DF亀川諒史、鈴木大輔、パク ジョンス、高木利弥、MF江坂任、小泉慶、大谷秀和、FWクリスティアーノ、瀬川祐輔、オルンガ

 

試合後、鈴木大輔は試合全体をこう振り返っていた。

自分たちの守備のプランとしては狙いどおりだった」「自分たちがあまりやられている気はしていなかった」「崩された失点はなかった」

浦和にボールを持たれて押し込まれる苦しい時間はあったが、4−4−2でブロックを作って素早くスライドをする戦い方は、特に前半に失点するまでは悪くはなかった。

35分にオルンガが奪ったボールを江坂任へつなぎ、そこから江坂は浦和DFの間へ素晴らしいスルーパスを通す。槙野智章と1対1になった瀬川祐輔が運び、左から江坂、右からオルンガが駆け上がってくる。そして江坂のシュート性のパスをオルンガが詰めて、先制点をゲットした。

(残り 1333文字/全文: 1785文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ