「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

PK戦の末、ファイナルにはあと一歩届かず。激闘の120分からチームは何を学び得るのか/YBCルヴァンカップ SF-2 湘南 vs 柏【レビュー】

YBCルヴァンカップ準決勝第2戦

湘南 2−2  PK5−4 柏

得点者:28分 石川俊輝(湘南)、70分 大谷秀和(柏)、93分 坂圭祐(湘南)、113分 山崎亮平(柏)

●スタメン

GK滝本晴彦、DF小池龍太、鈴木大輔、パク ジョンス、高木利弥、MF江坂任、キム ボギョン、大谷秀和、FW中川寛斗、瀬川祐輔、クリスティアーノ

 

自分たちにできることは全部やった」(鈴木大輔)

やることはやったと思う」(小池龍太)

延長戦を含めた120分間はまさしく激闘だった。加藤望監督が「良いゲームだった」と振り返ったとおり、中立の立場で見れば決勝進出を懸けて両者が真っ向からぶつかり合った好ゲームだったのも間違いない。鈴木と小池の言葉どおり、チームとして現状で持てる力を出し切ったとは思う。

だが裏を返すと、力を出し切っても勝てなかったということは、ファイナリストになるにはまだまだ力不足であることを意味する。

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