「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

最高のパフォーマンスで勝利を掴んだが、待ち受けていたものは“降格”という残酷な結末/J1 第33節 C大阪 vs 柏【レビュー】

明治安田生命J1リーグ第33節

C大阪 0−3 柏

得点者:53分 中山雄太(柏)、58分 江坂任(柏)、84分 クリスティアーノ(柏)

●スタメン

GK中村航輔、小池龍太、鎌田次郎、鈴木大輔、高木利弥、MF伊東純也、大谷秀和、中山雄太、江坂任、FWクリスティアーノ、瀬川祐輔

 

大谷秀和は「この2週間、良いトレーニングを積んできた結果」だと言った。鈴木大輔も「積み上げてきたものは出せた」と振り返った。

さらに岩瀬健監督も、この試合に向けて特に強調したことをこう述べている。

「選手の持っているパワー、スピード、アイデアというものをピッチの中で表現できるようなサッカーの部分を整理しました。その整理したことをとにかく一切無駄もなくトレーニングしてきて、今日のゲームになった」

守備ではコンパクトな陣形を形成し、各選手に与えられた役割と、守備のポジショニングを明確にすることで、C大阪にボールを持たれたとしても鈴木が「やらせているイメージで守れていた」と話していたように、ペナルティエリアの中に侵入される場面はほとんどなかった。

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