「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

前半の劣勢を跳ね返した指揮官の修正力。今季初の3バックも機能し、結果とともに収穫の多き試合/YBCルヴァンカップ GS-1 柏 vs FC東京【レビュー】

YBCルヴァンカップ グループステージ第1節

柏 2−1 FC東京

得点者:30分 渡辺剛(東京)、65分 オルンガ(柏)、69分 オルンガ(柏)

●スタメン

GK桐畑和繁、DF田中陸、田上大地、上島拓巳、古賀太陽、MF村田和哉、小泉慶、パク ジョンス、宮本駿晃、FWオルンガ、山崎亮平

 

今季初の3バックを敷いたことにも驚いたが、さらに驚かされたのは直前の非公開の2日間だけではなく、「先週の金曜からこの試合に向けて戦術的なことに取り組んできた」(ネルシーニョ監督)と町田戦の前からルヴァンカップを見据えて準備をしてきたことである。

ぶっつけ本番ではなくて、練習の中でやっていく中で、後ろの3枚は問題点があればコミュニケーションを取って、監督に聞いて…ということができて試合に臨めたので、ある程度万全の状態でやれた」

3バックの一角を務めた古賀太陽はそう振り返ったが、ピッチに送り込まれたスタメンは町田戦から大幅に入れ替わった中でも、トレーニングを通じて手応え掴んだ状態で試合に入っていた。

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