「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

集中力の欠如と拙攻が招いた連敗という結末/J2 第6節 東京V vs 柏【レビュー】

明治安田生命J2リーグ第6節

東京V 2−0 柏

得点者:38分 林陵平(東京V)、40分 小池純輝(東京V)

●スタメン

GK中村航輔、DF小池龍太、染谷悠太、鎌田次郎、古賀太陽、MFヒシャルジソン、大谷秀和、瀬川祐輔、ガブリエル、FWクリスティアーノ、オルンガ

 

シュート数は東京Vの3本に対し、柏は21本。CKに関しては東京Vは90分を通じて1本もなかった。試合の入りも、今季ここまでの6試合の中で一番良いスタートを切り、完全に主導権を握っていた。8分と10分の瀬川祐輔、25分のオルンガ、27分にもCKから鎌田次郎といくつかの決定機も作り出したが、ここで決め切れなかったことが後の試合展開に大きな影響を及ぼしていく。

1試合90分ある中で、88分をうちがほぼ試合を支配している中で、たった2分間集中力を切らしてしまい、その2分を突かれて0−2という敗戦を喫してしまった試合だった」(ネルシーニョ監督)

1失点目はサイドを取られ、クロスを上げさせてしまったことは改善の余地があるにしても、それ以上に林陵平のニアに飛び込んだヘッドが見事だった。

問題は立て続けに食らった2失点目の方である。

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