「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

依然として遠いゴール…。357分間無得点はクラブワースト2位/J2 第11節 柏 vs 横浜FC【レビュー】

明治安田生命J2リーグ第11節

柏 0−0 横浜FC

●スタメン

GK中村航輔、DF染谷悠太、上島拓巳、古賀太陽、MF小池龍太、大谷秀和、ヒシャルジソン、菊池大介、FWクリスティアーノ、江坂任、瀬川祐輔

 

前半13分にクリスティアーノが左サイドを突破し、江坂任を経由してファーサイドから入ってきた小池龍太がフリーでシュートを放つも、横浜FCのDFが身体を張って阻止。22分には上島拓巳の縦パスを受けた瀬川祐輔が左サイドへ展開、フリーの菊池大介が上げたクロスの精度は申し分なかったが、ゴール前のクリスティアーノのヘッドがヒットしなかった。

前半から得点になってもおかしくはない場面は作り出せていたが奪ってから単調になり、短いパス、長いパス、縦に急ぎすぎていたため簡単なミスが目立ち、奪ってから良いタイミングでボールをつけられなかった」(ネルシーニョ監督)と、高いボールポゼッションとチャンスの数が比例しているとは言えず、監督はハーフタイムに「急ぐのではなく、しっかりボールを動かすこと」「相手の陣地でボールを奪うために前から守備をはめていく」という指示を出して、後半のピッチへ送り込んだ。

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