「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

岐阜戦の決勝弾を検証する。「ああやって相手を動かせるようになれれば得点は生まれる」(ヒシャルジソン)【コラム】

決定力不足という課題はまだ改善されたとは言えないが、岐阜戦の決勝弾は杉井颯、ヒシャルジソン、江坂任、クリスティアーノ、オルンガと、複数の選手が絡んで中央を突破した形から生まれた。

改めて選手のコメントを交えて、あの得点場面を検証する。

まず、右サイドの染谷悠太から上島拓巳を経由して杉井がパスを受ける。この時点で杉井には菊池大介、江坂と、2つのパスコースがあった。

「大介くんにつけるよりは、任くんにつけた方がチャンスになりそうだなと思って、つけようと思ったら任くんへの縦のパスコースを切られたんです」(杉井)

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