「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

明らかにハマっていない戦い方を90分に渡って続ければ、完敗は当然の結果/J2 第17節 愛媛 vs 柏【マッチコラム】

明治安田生命J2リーグ第17節

愛媛 3−1 柏

得点者:49分 山崎浩介(愛媛)、71分 クリスティアーノ(柏)、81分 丹羽詩温(愛媛)、84分 有田光希(愛媛)

●スタメン

GK中村航輔、DF田上大地、中川創、杉井颯、MF高橋峻希、ヒシャルジソン、小林祐介、手塚康平、宮本駿晃、FWクリスティアーノ、ガブリエル

 

ほぼ90分間を通じて攻守ともにハマらず、終始愛媛にペースを握られた末の完敗。ここまで17試合を戦ってきた中で、今季のワーストゲームと位置付けても異論はないだろう。

この愛媛戦では大幅にメンバーを入れ替え、ルヴァンカップの仙台戦や、先日の筑波大学との練習試合と同じ3ボランチの布陣を用いた。

「ディフェンスラインの5枚は、前が行ったら連動してラインを上げる。それはルヴァンカップの仙台戦で良いイメージを持っていたので、それをやろうというのは監督にも言われていました」(中川創)

愛媛はしっかりとビルドアップをして、パスをつなぎながら攻撃を展開するチーム。ただその一方で、ビルドアップにミスが生じて途中で引っかかり、ショートカウンターからの失点が多いという情報も入っていた。

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