「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

連勝は11で止まるも、前半の劣勢を一変させたネルシーニョ采配はさすがと言うべき/J2第30節 柏 vs 新潟【レビュー】

明治安田生命J2リーグ第30節

柏 1−1 新潟

三協フロンテア柏スタジアム19:03KO 観衆:12926人

得点者:13分 レオナルド(新潟)、63分 マテウス サヴィオ(柏)

●スタメン

GK中村航輔、DF田中陸、染谷悠太、鎌田次郎、古賀太陽、MFヒシャルジソン、大谷秀和、クリスティアーノ、瀬川祐輔、FWオルンガ、江坂任

中盤から前線にかけてレオナルド、シルビーニョ、フランシス、カウエと外国籍選手が並び新潟の攻撃は非常に質が高く、その個の力によって前半の柏は後手を踏んだ。

特に終始嫌なポジションを取り続けていたのがトップ下のシルビーニョである。

8番の選手(シルビーニョ)がうちのディフェンスラインと中盤の間にポジションを取って、ボールを受けていたから、そこを俺らが出るのかボランチが見るのかはっきりしなかった」(鎌田次郎)

しかも新潟はボランチの2人も流動的に顔を出すため、柏はマークを掴みきれず、したがってボールホルダーにプレッシャーがかからないから新潟はタイミングで前線の選手にパスをつけることができていた。

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