「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

大谷秀和「まだ時間があるうちに(染谷)悠太のゴールが入ったのが大きかったですし、スタジアムが逆転まで持っていく雰囲気を作ってくれた」/J2 第33節 柏 vs 愛媛【試合終了後コメント】

○大谷秀和

−前半は守備がハマらなかったが?

「アウェイでやった試合もそうだったけど、愛媛はちゃんとポジションをとるし、簡単に5枚になって引かないし、愛媛のビルドアップの立つ位置や奪われた瞬間の切り替え、ボールを入れてくる予測が良かったと思う。それで後手になったのもあると思いますけど、いろいろなところで起点を作られすぎていた。守備のところではどこに追い込んで、どこでプレッシャーをかけるのかというのがあまり定まっていなかったから、本来ならボールホルダーに予測して出ていった中で、それぞれがもう一歩ぐらい寄せたかったと思うけど、それがないから向こうに気持ちよくボールを回される展開だったと思います。攻撃になった後も動きすぎて、前線の選手がなんとかしようと動くんだけど、誰かが出て誰かが抜けるという関係性があるならいいけど、ボールを触りたいから、みんななんとかしたい気持ちが強くて、動きすぎて、あまり連動したポジションチェンジではなかったので、守備に切り替わった時のポジショニングも良くなかった。

(残り 1514文字/全文: 1959文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ