「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

第3回「ワーストマッチから生まれたターニングポイント。チームは連勝街道へ」【2019シーズンレビュー】

1−3で敗れた第17節の愛媛戦は、今季のワーストマッチのひとつに挙げられる試合だった。

鎌田次郎が負傷欠場、染谷悠太が出場停止、大谷秀和がベンチスタートと、後方から絶え間ないコーチングでチームを動かすベテランの不在が影響したのか、この試合では90分を通じて守備がハマらなかった。

この敗戦は、改めてチームに「J2は甘くない」という危機感を植え付けた。先日の栗澤僚一コーチのインタビューにおいても、愛媛戦の敗戦をこう位置付けている。

あの愛媛戦の敗戦後は、スタッフの中でも『何とかしなければいけない』という気持ちが強くなったし、あそこでもう一回レイソル全体が地に足を着けて、原点を見直す良い機会になった」

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