北爪健吾「過密日程だからこそ、自分には出せるストロングポイントがある」【ZOOMインタビュー】
○北爪健吾
――6月1日からトレーニングが再開しました。現状、チームはどのようなトレーニングを行っていますか?
「1日から練習が本格的にスタートして、最初はポジションが被らないように4グループに分かれて、時間帯もすべてずらしてやっていましたが、昨日(5日)から2グループにして、接触を避けながらもボールと相手があってという形に変わっていきました。2グループということで人数も(1グループ)15名ぐらいで、やっとサッカーらしいトレーニングが始まったという印象を受けています」
――それまでは人が近づきすぎず、密にならないような内容だったのですか?
「そうですね。4日間は4グループで、まずは体を慣らす、汗をかくというところを重点的にやっていたので、立ち上げという感じでしたけど、昨日からはボールと相手があってというところでは、段階的にはいよいよ再開するんだなという実感が湧きました」
――自粛期間の2か月間、北爪選手にとってもこれほどサッカーから離れた時期はなかったと思います。この2か月で改めて感じましたことはありましたか?
「個人的にケガで長期離脱したこともなかったですし、オフシーズンというわけではないので、いろいろなことを見つめ直す機会になりました。改めてサッカー選手でいられるということが、どれだけ幸せなのかを感じることができて、単純にSNSひとつでも反応してくださる人がいて、応援してくれる人がいるというのは当たり前ではないと思いました。
(残り 3996文字/全文: 4616文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ