「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

仲間隼斗、咆哮の一撃。サポーターの戻ってきた日立台で掴み取った勝利/J1 第5節 柏 vs 湘南【レビュー】

明治安田生命J1リーグ第5節

柏 3−2 湘南

三協フロンテア柏スタジアム19:03KO

得点者:19分 オルンガ(柏)、44分 オルンガ、63分 松田天馬(湘南)、70分 仲間隼斗(柏)、83分 石原直樹(湘南)

●スタメン

GK中村航輔、DF古賀太陽、高橋祐治、大南拓磨、三丸拡、MF大谷秀和、ヒシャルジソン、神谷優太、江坂任、仲間隼斗、FWオルンガ

前節の川崎戦から6名を入れ替えた。そのうち大谷秀和を除く5人は今季初スタメンであり、さらに言えばCBの大南拓磨は移籍後初出場だ。

結果が出ていない原因を追求したうえで、何かチームの流れを変える必要があった」

ネルシーニョ監督はそう話す一方で、最終ラインの組み合わせが大きく変わったことに関して「ここまでコンスタントに90分フルに出場していなかった選手なので、そこには多少の心配はあった」と若干の懸念があったことも口にした。

しかし、出場のチャンスをもらった選手たちの試合に懸ける意気込みの強さは、そんな不安など微塵も感じさせず、3連敗中とは見違える機敏な動きで試合に入る。

また、ここ3試合は調子が上がらず見せ場の少なかったオルンガも、ファーストプレーで中村航輔から入るロングパスをピタリと足元に収め、前を向いて攻撃の起点となった。このプレーを見ても、徐々にオルンガも調子を上げてきた印象だった。

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