オルンガの5試合連続弾で勝点1を手にするも、攻撃に切り替わったときの各選手のポジショニングと引き出す動きには改善が必要/J1 第9節 横浜FM vs 柏【レビュー】
明治安田生命J1リーグ第9節
横浜FM 1−1 柏
日産スタジアム 19:03KO
得点者:62分 オルンガ(柏)、78分 オナイウ阿道(横浜)
●スタメン
GK中村航輔、DF古賀太陽、山下達也、大南拓磨、三丸拡、MF大谷秀和、ヒシャルジソン、瀬川祐輔、仲間隼斗、FW江坂任、オルンガ
立ち上がりの6分と13分に、裏抜けしたオルンガがシュートまで持ち込む場面こそあったものの、「攻守が切り替わったタイミングで相手が空けたスペースを効率よく突いていけるという時間帯がほぼなかった」(ネルシーニョ監督)と振り返ったとおり、横浜FMのポゼッションに押し込まれ、自陣の深い位置でボールを奪い返しても、オルンガへのロングボールやクリアを横浜FMに拾われ、押し込まれる苦しい展開が続いた。
これは第4節川崎戦や前節の名古屋戦と同様、味方のボールホルダーに対して周囲の選手のパスを引き出す動きとサポートの動きが少なく、探している間に引っかかってしまうか、オルンガへの背後、もしくは江坂任の足元へパスを出しても横浜FMに読まれ、前向きでボールを奪われてしまう。
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