北爪健吾「観客がいる中で日立台でプレーするのは初めてだったので、名前を覚えてもらうためにも少しはインパクトを残せたかなと思います」／YBCルヴァンカップ GS-3 柏 vs 大分【試合終了後コメント】-無料記事-

2020年08月12日 22時39分　
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○北爪健吾

−今日は2得点しましたが、まずは1点目はゴール前の高い位置まで入ってきて決めました。

「押し込む時間が長かったもので、相手としても後ろから入ってこられるのはすごい嫌な動きだと思うし、サイドの選手が内側に入るところは縦にいけなかったときに、自分でもオプションとして持っていたので、崩しは非常に良くて、みんなが連動して、結果的に僕のところに転がってきましたけど、入っていくという選択肢をしたところと、そこまで大事にチーム全体でつなぎながらゴールに向かっていくという意識が出たプレーなので、結果僕が取りましたけど、ああいう状況を作れたことがチームとして非常に良かったと思います」

−2点目はセットプレーの流れの中からヘッドで流し込みました。

「（鵜木）郁哉は良いキックを持っていますし、相手の嫌なところというか、少し触ってというゴールでしたけど、本当に良いボールが来たので、非常に良かったと思います」

−前半は大分のペースでしたが、後半は劇的に流れが変わりました。北爪選手も高い位置にどんどん侵入できるようになりましたが、前半と後半で変わった部分というのは？

「繋がれている印象はありましたけど、あくまで回させているというところは自分たちにはあって、ただあれだけ続くと前の選手の疲労や消耗もあるので、もう少し中盤とディフェンスラインが押し上げて、人数をかけて、スイッチを入れて少しリスクを犯してでも取りにいくというプレーが必要だったと思うし、相手のノーリスクでボールを動かすのはうまいチームなので、そのスイッチのところで間延びしないで、中盤とディフェンスラインが押し上げて奪い切るというところでは、少し前に出ていったり、2度追い、3度追いというところでスイッチを入れるというところでは、前半なかなかボールを奪えなかったところで奪える回数も多かったですし、取った後の攻撃の質も精度が上がったので、欲を言えば前半のゲームの中で自分たちがコミュニケーションを取って対処しなければいけなかったんですけど、レベルが上がればそこで1点、2点と取られてしまうかもしれませんし、その修正点というのは、でも後半そこができたのは良かったと思います」

−前半だけで替わった川崎戦以来の出場でしたが、あの日から今日の試合にあたって、一番意識したことはどのようなことですか？

「結果ですね。グループステージ突破が決まっていましたけど、コンスタントにゲームに出られないメンバーに出場機会が与えられた中で、こんなチャンスはないし、なかなかトップのメンバーが勝ち続けて結果が出ているところは刺激になりながらも非常に悔しい思いは、今日出たメンバーを中心にそういう話をしていたので、チームとしても勝てたことは非常に大きなことですし、自分で掴んでいかないと出場機会は得られないというのは、今までの経験でもそうです。結果が求められるゲームで、僕はゴールという形が出ましたけど、誰がゴールしても良かったですし、まずは勝てたことが常に準備をしてきた準備の質が出たのかなと思います」

−今日の90分、ご自身の評価は？

「前半は少し様子を見てしまったり、川崎戦では自分らしさを出せなかったというところで、僕自身失うものはなかったですし、前の姿勢をとにかく出せればと思っていたので、ゴールは非常に出来過ぎな結果でありますけど、僕自身観客がいる中で日立台でプレーするのは初めてだったので、名前を覚えてもらうためにも少しはインパクトを残せたかなと思います」

−2得点ともストライカーらしい得点でしたが？

「メンバーから外れているときに若手とシュートのトレーニングをクロスも含めてトレーニングをしていましたし、チャンスがきたときにモノにしないとチャンスは回ってこないとずっと声もかけながら、自分にも言い聞かせながらやっていたので、両ゴールとも若手二人から、（細谷）真大と（鵜木）郁哉のアシストですし、一つそこは感謝しなければいけないと思います」