「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

夏場の消耗戦は、両チームとも決め手を欠きスコアレスドローに終わる/J1 第12節 大分 vs 柏【レビュー】

明治安田生命J1リーグ第12節

大分 0−0 柏

昭和電工ドーム大分 19:03KO

●スタメン

GK中村航輔、高橋峻希、高橋祐治、古賀太陽、三丸拡、MFヒシャルジソン、大谷秀和、江坂任、仲間隼斗、FWマテウス サヴィオ、オルンガ

真夏の7連戦の7試合目にして、柏は遠方アウェイ2連戦である。前節の神戸戦が終わると、柏には戻らずチームは直接大分に入った。

試合の入り自体は悪くはなく、15分にはボックス前のルーズボールを拾った江坂任がドリブルで切り込んでシュートを放つビッグチャンスを作りはした。だがその後は大分のボール回しに取りどころを見出せず、ロングフィードでサイドを揺さぶられ、走らされることで、試合の主導権を相手に受け渡してしまう。

そこは大谷も「大分がしっかりポジションを取っていたので、思うようにボールをはめて奪いきれなかったというところで、少し走らされる形で消耗したというのはあった」と試合を振り返った。

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