「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

フィジカル的に厳しい状況下、ルヴァンカップに続く呉屋&江坂の得点が勝利を呼び込む/J1 第14節 清水 vs 柏【レビュー】

明治安田生命J1リーグ 第14節

清水 1−2 柏

IAIスタジアム日本平 18:03KO

得点者:36分 呉屋大翔(柏)、38分 江坂任(柏)、90分 カルリーニョス ジュニオ(清水)

●スタメン

GK中村航輔、DF川口尚紀、北爪健吾、鎌田次郎、古賀太陽、三丸拡、MFヒシャルジソン、大谷秀和、戸嶋祥郎、FW呉屋大翔、江坂任

3日前のルヴァンカップでの快勝を受けて、ネルシーニョ監督は「そもそもうまくいっているものを変える必要がない」という考えのもと、C大阪戦と同じ3バックシステムで臨んだ。

清水が前がかりにプレッシャーをかけてきたときは2CBのところで数的同数になることが多かったと思うので、そこを我々としてはボールを引っ掛けてからショートカウンター、もしくは速攻を仕掛けていこうというのが狙いでした」(ネルシーニョ監督)

11分のカウンターから戸嶋祥郎がミドルシュートまで持ち込んだ場面は、柏が途中でボールを引っ掛け、ヒシャルジソンから左サイドのスペースに抜けた戸嶋へパスが出たとき、その局面で3対3の数的同数。また、12分にはセカンドボールを拾った大谷秀和からヒシャルジソンを経由して江坂任がミドルシュートを狙ったが、この場面は清水の選手は人数こそいるものの、江坂はノープレッシャーだった。

(残り 1444文字/全文: 2007文字)

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