「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

北爪健吾「成長した姿を見せて、必ず勝点3を持って帰る」/J1 第20節 横浜FC vs 柏【試合前コメント】

○北爪健吾

−あらためて前節の横浜FM戦を振り返って、どの点に課題が残る試合になりましたか?

「相手の切り替えの速さとポゼッションに対する守備は、前半は非常に我慢しながらも先制点を取れて、自分たちの狙い、マリノス戦に向けて準備してきたことが出せてはいたので、非常にもったいないゲームになりました。2点目、3点目の追加点が取れなかったところと、僕が交代する前から守備の時間帯が長くなり、どこでボールを奪うのか、取った後にどうやって時間を使って攻めていくのか、そのバランスがミスにつながり、相手に押し込まれる時間が長くなる要因を自分たちから作ってしまいました。やっぱりああなってしまうと前にスピードのある個がいて、裏のスペースを使われてしまいましたし、押し込まれる時間が長ければ長いほど守備の負担は、人数が5枚でやっていても苦しくなってしまいます。奪った後に少し単調になりすぎて、ミカ(オルンガ)に入れるボールもラフになってしまい、もう少し相手をひっくり返す明確なボールも必要でしたし、本当に勝ち切れるチャンスがあっただけに非常にもったいない試合になってしまいました。でも間違いなく修正はできると思いますし、ここでそういうゲームができたことをポジティブに捉えて、同じことを繰り返さないことと、カップ戦でまた対戦できるというのは、自分たちにとってはプラスなので、そこでしっかり勝つことが前回の敗戦を次につなげられたという評価につながると思います」

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