スコアレスドローも、ケガ人の復帰と交代選手たちが見せた後半のパフォーマンスは大きなプラス材料/J1 第25節 柏 vs 清水【レビュー】
明治安田生命J1リーグ 第25節
柏 0−0 清水
三協フロンテア柏スタジアム 16:03KO
●スタメン
GKキム スンギュ、DF川口尚紀、大南拓磨、山下達也、古賀太陽、MF大谷秀和、三原雅俊、クリスティアーノ、仲間隼斗、FW江坂任、呉屋大翔
前節から中2日で柏の選手たちの動きが重く、局面では細かいミスが散見されるのに対し、2週間という準備期間で攻守両面における戦術を整理し、フィジカル的にもフレッシュな状態の清水とでは、歴然とした差があった。
16分と29分には呉屋大翔がシュートを狙い、清水ゴールに襲いかかる場面もあるにはあったのだが、前半に関しては清水のハイテンポな攻撃と前線からのプレッシャーの勢いに飲まれ、ミス絡みのロストから攻撃を浴びて失点してもおかしくない場面を作られてしまう。
前半だけで大谷秀和、江坂任、山下達也の3人を下げたが、この交代の理由については「ゲーム前からプランしていたこと」(ネルシーニョ監督)。ルヴァンカップ決勝を見越した采配であると同時に、ケガから復帰したばかりの選手を含めて、ここまで出場機会の限られている選手の状態を上げる意図もあったことだろう。
(残り 1259文字/全文: 1770文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ