「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

瀬川祐輔「7連勝するという目標を掲げつつ、まずは目の前の試合を1個1個勝っていかなければいけない」/J1 第26節 仙台 vs 柏【試合終了後コメント】-無料記事-

○瀬川祐輔

−プランどおり運べた試合だったと思いますが、90分を振り返って。

「その通りですね。(最終ラインで)5枚を作って、(仙台が)出てきたところをカウンターを狙うというのは鹿島戦から狙っている部分なので、もう少し前半はポゼッションをスムーズにできればより良かったとは思います」

 

−仙台は長沢選手がいるため、サイドからのクロスはストロングポイントです。瀬川選手が気を使っていた部分とは?

「とりあえずSBの飯尾くんのところとか、SHの山田くんのところに入ったら、右利きなので右足でクロスを上げさせないように、できるだけフリーで持たれないように意識して、なるべくプレッシャーは早く、それで(江坂)任くんがカウンターの起点になるので、そこまで任くんを下げさせるよりは、僕が(古賀)太陽とコミュニケーションを取って、僕がスライドをして、できるだけ飯尾くんのところに僕がプレッシャーをかけられるように、というのは90分を通して意識していました」

 

−12月の6連戦を良い形でスタートしました。上位に行くために、この1勝の意味をどう捉えていますか?

「勝つことが大前提ですし、試合数が他のチームよりも少ないですけど、差があることは事実なので、7連勝するという目標を掲げつつ、まずは目の前の試合を1個1個勝っていかなければいけない、そのためには監督が言ったプランをしっかり遂行すれば勝てると思うので、次も上位のチームですけど、しっかり準備したいと思います」

 

−WBには去年SBとは違う難しさと楽しさがあると思いますが心がけていることは?

「とりあえず運動量を、僕はまだ復帰して90分を通して走りきる部分とかのコンディションが自分の中でまだ戻っていない感覚もあるので、とにかくスタートから体力が切れるまで後ろから前まで走りきるというのは試合前から決めていたので、今日はそこを心がけつつ、あとはできるだけ太陽に負担をかけないようなポジション取りと、結構右サイドが高い位置を取ることが多かったので、左サイドではボールを落ち着かせることと、長沢選手のクロスの入り方がうまいので、そこを太陽とコミュニケーションを取りながら抑えるという部分で、いろいろ心がける部分はたくさんありました」

 

−最初のシュートなど、ゴールへの意識も高く持っている印象でしたが?

「前節の鹿島戦とか、復帰してからあまりシュートを打っていない印象なので、今日はシュートを積極的に狙っていこうと思っていたんですけど、シュートをするべき部分と、横パス、スルーパスの判断がまだ良くないという気はしています」

 

−次の名古屋戦に向けて。

「さっきも言ったんですけど、監督が用意してくれたプランを選手全員が遂行して、失点しないことが大事だと思いますし、その失点をしないということを念頭に置いて、プレーしていれば前線のミカ(オルンガ)、クリス、任くんの3人の関係がすごく良いので、僕もそこに割って入っていけるようなスピード感を持ってやっていけば大丈夫だと思います」

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