「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

現時点でのプライオリティーを考えれば、引き分けの中にもプラス材料が見える/J1 第27節 柏 vs 大分【レビュー】

明治安田生命J1リーグ 第27節

柏 1−1 大分

三協フロンテア柏スタジアム 19:03KO

得点者:47分 呉屋大翔(柏)、84分 岩田智輝(大分)

●スタメン

GKキム スンギュ、DF高橋峻希、大南拓磨、鎌田次郎、古賀太陽、MFヒシャルジソン、三原雅俊、クリスティアーノ、瀬川祐輔、FW仲間隼斗、呉屋大翔

柏にとっては6連戦の3戦目である。名古屋戦から中3日、さらに中2日で週末にはC大阪戦を迎えるとあって、ネルシーニョ監督は4選手を入れ替えて試合に臨んだ。呉屋大翔、仲間隼斗、鎌田次郎、高橋峻希、いずれもスタメン出場は久々の4名だ。

試合は、ともに3−4−2−1を敷くミラーゲームとなり、堅い守備からカウンターで背後を突くという互いに同じ狙いを持って試合が進んでいく。

ただ、前半に関してはペースを握ったのは大分の方だった。5分には左サイド(大分の右)を高山薫に突破され、7分には背後のスペースを突かれて伊佐耕平がシュートを放ち、18分にも跳ね返したセカンドボールをフリーの星雄次がダイレクトで狙うなど、危険な場面をいくつか作られていた。

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