大南拓磨「（同点場面は）絶対にクロスが上がってくると思って残っていた」／J1 第20節 湘南 vs 柏【試合終了後コメント】

2021年06月27日 22時45分　
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○大南拓磨

−同点のシーンはセットプレーの流れではあったが、一度プレーが切れたにもかかわらず、よく前線に残っていた。

「まだマイボールだったので、ボールを持っているし、右サイドにスペースがあって絶対にクロスが上がってくると思って残っていようと思っていたら、（神谷）優太から良いボールが来たので当てるだけだったので決められて良かったです」

−今日はチーム全体に強度がありました。ここ2試合はなかなかプレスがはまらず、人を掴みきれませんでしたが、今日はペドロ ハウル選手、瀬川選手がしっかりと前から守備をしてくれたことで、守備のスイッチが入って相手を掴みやすかった？

「そうですね。フォーメーション的にもミラーゲームで、ほぼマンツーマンっぽい形になっていたので、そういう意味では人に行きやすい状態ではありました。ヤマさん（山下）から積極的に前に行けという声もあったので、人に行くことができました」

−攻撃でも味方に選択肢を作るところや、攻撃に出ていく姿勢も感じられた。大南選手が前に出ていってペドロ選手にパスを通した場面もあった。最近はそういう姿勢が見られなかったが、今日は攻撃に絡むことも意識した？

「3バックになったら監督からもチャンスがあったら前に行けと言われていますし、そこは自分の良さでもあるし狙っているところでもありました。ここ最近、前への人数が少ない、ボックス内の人数が少ないというのもあって、できるだけ攻撃に絡んでいけたらいいと思ってやりました」

−アディショナルタイムに3得点、ピッチ上ではどのような雰囲気でしたか？

「同点に追いついてから守りに入らず、前から行くぞという声が全体からかかっていたし、そういう中で前からみんなが守備をしてくれて、逆転しようという気持ちが出ていたと思います」

−リーグ戦初先発だったペドロ ハウル選手がカウンターの起点になり、守備でもチェイシングをしてくれた。どのような印象ですか？

「キープ力や足元の巧さがありますし、大きくて目立つので起点になってくれるプレーはすごく助かりました」

−前半は相手のビルドアップに制限をかけられなかったが、内容的に悪かった部分は？

「前半は相手の3バックの脇にフリーで持たれて、そこで自分たちが出ていくのか出ていかないのかがはっきりしませんでした。後半はそこに出られるようになって、しっかり前から行けるようになりましたし、前半はもっと後ろの僕たちが声をかけて、自分たちがもっとやりやすいようにできたんじゃないかと思いました」