「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

ヒシャルジソン「頭を下げずに次の試合に向けて良い準備をして、軌道に乗れるようにやっていきたい」/J1 第21節 柏 vs 横浜FM【試合終了後コメント】

○ヒシャルジソン

−ヒシャルジソン選手のインターセプトが起点となって何度か良い場面にはなりかけましたが、試合を投じて数的優位を活かしきれたとは言えませんでした。

「最初から今日の相手は質の高いチームであり、それがあるからこそ、彼らも上の順位にいると思いますが、相手が一人少なくなった時点で自分たちのパスがつながるようになり、支配できていたかもしれないですが、残念ながらラストパスやフィニッシュのところで自分たちがうまくいかず、反面、F・マリノスが先制点を決め、自分たちは諦めずにゴールを目指していたんですが、2失点目は相手選手が倒れているから流れを止めようと思ったら、相手は諦めない姿勢で2点目を取りました。自分たちも1点を返すことができましたが、この結果を受け止めて、頭を下げずにこのゲームを忘れるぐらい自分たちが次の試合に良い準備をして、また軌道に乗れるように頑張っていきたいと思います」

 

−ペドロ ハウル選手にボールが入ったときにいくつかチャンスが生まれました。彼はケガから復帰したばかりなので、今はチームでペドロ ハウル選手の活かし方を模索している段階でしょうか?

「彼のプレーを見ると、特徴が活かされるというのはわかると思いますが、まだケガから復帰したばかりで、理想のゲーム勘になるまではちょっと時間がかかると思うし、長く離脱していたから試合の途中で疲れてしまうこともあると思います。でも彼も自分のプレーに自信を持っていて、チームの勝利に貢献するにはとても良いと思いますが、それはペドロに限らず全選手に特徴があって、それを活かして、チーム全体が進化することができると思います。ペドロはただボールをキープするだけじゃなくて、フィニッシュの局面を演出して、味方にシュートを打たせてあげることでチームの相乗効果が生まれます。できるだけ早くこういう勝てない流れを切って連勝できるようにやっていきたいと思います」

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ