ネルシーニョ監督「今の状況では相手がどこであっても勝ちが求められる中で、結果を残せなかったことに悔いが残る」／天皇杯3回戦 柏 vs 京都【試合終了後コメント】

2021年07月07日 21時15分　
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○ネルシーニョ監督

「試合の内容自体はどちらに転んでもおかしくないゲームだったと思います。今日の京都のメンバーを見るとセカンドチームでうちに対して挑んできた試合だったわけですが、相手は関係なく我々としてはいつもどおり我々の試合運びができるかどうか、そこが一番大事なところだったと思うので、選手たちはしっかりファイトしてくれていたと思いますし、チーム全体としてしっかりハードワークしてくれていたと思います。高い位置でボールを奪ってからそこからカウンターを仕掛けるところも随所に見られたんですけど、ただ先制点を奪ってから集中が切れたところで失点を許してしまい、後半に入ってからも再三オフサイドに引っかかるシーンや、ゲームの終盤でああいった相手に得点を許してしまうところは、ゲームの運びをこちらでコントロールしていくという意味では課題残ったゲームだったと思います。今日のゲームは結果はもちろんそうなんですが、天皇杯において次に進めなかったということ以上に、今我々にとっては相手がどこであっても勝つということ求められる、その中で結果を残せなかったことに悔いが残りますし、この天皇杯は下のディビジョンのチームが上にディビジョンのチームを食うということがこれまで何度も起きましたが、我々としては何より勝利で終えられなかったことが一番悔いの残る内容でした。チームはしっかりと戦ったんですが、今日の試合敗戦を喫してしまったと、非常に悔しい敗戦だったと思います」

−後半途中に3枚替えをして、システムを4−4−2に変更しましたが、その狙いは？

「まずはしっかりと自分たちでボールを握ってテンポを作る、ボールを動かすということをまず狙いを持って3枚を替えました。カウンターでいくつかゴール前まで持っていくシーンはあったと思うんですが、どうしてもボックスに人数をかけられていないシーンが多かったので、前線に（細谷）真大とペドロを置いて、サイドに瀬川、逆サイドにクリス、カウンター攻撃を仕掛けた際によりボックスに人数をかけられるように、そういう狙いを持ってあの時間帯はシステムを変えて、選手を交代しました」

−徐々に運動量が落ちた印象ですが、監督はそのあたりどう見ていますか？

「ゲームの流れの中で、それは確かにベンチサイドで見ていてもフィジカルが落ちた選手は分かっていたので、ああいった形で交代しましたし、それ以外のところは、流れの中で替える必要は特にないと、今日の交代は前線に人数をかけるということと、おっしゃるとおりフィジカル的な要因、疲労が溜まった選手を交代したという流れです」