「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

川口尚紀「後ろで回される分には構わないけど、中に入ってきたボールに対しては一人ひとりが対応できていた」/J1 第26節 徳島 vs 柏【試合終了後コメント】

○川口尚紀

−川口選手にとっては6試合ぶりの試合になりました。しかも前節チームは負けたので、自分が入ることで流れを変えるという思いもあったと思いますが?

「僕が出た役割のひとつとして、相手のワイドに張っている選手がいるので、そこをしっかり1対1の守備が大きな役割でした。そこはしっかり抑えようという気持ちで入りました」

 

−前節は前からの守備がハマらず、後ろもはっきりしませんでしたが、今日の前からの守備に対する連動性はいかがでしたか?

「前節よりも少しだけディフェンスラインのラインを高くして、その中でミスマッチも起こっていましたけど、一人ひとりが誰に付くかはっきりしていたので、後ろで回される分には構わないですけど、中に入ってきたときは一人ひとりが対応できたと思います」

 

−最後足をつってしまったのは、久々の試合ということも影響した?

「そうですね(苦笑)。中断も含めたら結構長い間試合をやってこなかったので、久しぶりというのもちょっと緊張もあったので、つっちゃいました(苦笑)」

 

−リーグ戦3試合でクリーンシートは2試合目。そこの手応えは?

「うちのチームの強みはバトルのところだったり、高いインテンシティのなかで一人ひとりがしっかり戦うことがベースにあると思うので、それがこのゲームの中でも出せていたと思いますし、それプラスで最終ラインも含めて全体でのつながりが少しずつ守備の意識の共有ができてきたのかなと思います」

 

−それを次節以降につなげるためには何が必要ですか?

「今日の戦いがベースになると思いますし、その中で相手のフォーメーションややり方でうちはやり方を変えるので、その意識の共有をしっかりしながら、あとは今日の中でもいろいろと試合の中で問題が出てきますけど、それを選手間でしっかり話し合って解決して一つひとつクリアできれば今日のような試合ができると思うので続けていきたいと思います」

 

−ネルシーニョ監督が最終ラインの選手を集めて話し合ったと言っていましたが、差し支えない程度でどういう話をされたのでしょうか?

「最終ラインだけじゃなくて、全体のミーティングでもいろいろ話し合ったんですけど、その中でディフェンスラインの上げ下げと、ラインの最初の設定位置は、監督が求めることを細かく指示してもらったので、それを共有する意味でミーティングしました」

 

−6ポイントゲームを取れた意味をどう感じていますか?

「どんな内容であれ勝点3が絶対条件だった中で、ゼロで抑えられたのは今後につながる勝利だと思いますし、今日のようなインテンシティを基準に、これからどんどん良くなればいいと思います」

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