「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

攻守でチームが抱える課題を露呈し、連勝は3でストップ/J1 第29節 柏 vs 広島【レビュー】

2021明治安田生命J1リーグ 第29節

柏 0−3 広島

三協フロンテア柏スタジアム 18:03KO

得点者:30分 ドウグラス ヴィエイラ(広島)、54分 ドウグラス ヴィエイラ(広島)、60分 ドウグラス ヴィエイラ(広島)

●スタメン

GKキム スンギュ、DF川口尚紀、大南拓磨、上島拓巳、古賀太陽、三丸拡、MFヒシャルジソン、戸嶋祥郎、クリスティアーノ、FW瀬川祐輔、武藤雄樹

 

今季初の4連勝を懸けた試合は、0−3の大敗に終わった。

前回アウェイの広島と対戦したときもそうでしたけど、ボールホルダーがフリーの状態で、なかなかプレッシャーの規制がかからないというか、どこに追い込むかということがはっきりしなかった」

古賀太陽は守備のハマらない原因をそう振り返った。

しかしこれは前回と今回の広島戦に限らず、柏が負けるときの典型的なパターンでもある。例えば3連勝前に敗れた鳥栖戦を振り返っても「相手のボールホルダーにプレッシャーがかからず、奪いどころがはっきりしなかった」と、その時に取材に対応した瀬川祐輔が口にしたハマらなかった原因とほぼ同じ内容だった。

(残り 1395文字/全文: 1863文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ