「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

神谷優太、そのサッカーセンスを支える直向きな努力「結局、試合では練習したことしか出せない」【インタビュー】

○神谷優太

――決定力の課題こそありますが、最近の試合では前半戦に比べると攻撃のボリュームを出せるようになっています。神谷選手は、攻撃面ではどういうことを考えてプレーしているのでしょうか?

「僕自身としては、どれだけ相手ペナルティエリアの近くでボールを動かして、怖さを出していけるかを心がけていますし、練習で組んだパートナーや同じポジションの選手たちとより良いアイデアを出すチャレンジはしています」

 

――瀬川選手や椎橋選手も、練習の中で以前よりも選手同士でコミュニケーションを取る機会が増えたと話しています。

「僕も取るようにしています。人によっては、まったく意見が違っていたり、同じ考えを持っていたりするので、その中で僕が要求して、相手の要求してきたことを聞くというのは今年に入ってからは去年より多くやっていこうと意識していました。やっぱり自分のイメージを他の選手に伝えて、相手の意見も聞いて擦り合わせていくって難しい作業なんですけど、たとえ1センチでも、1ミリでもチームが進んでいければいいと思っています。相手の意見に聞く耳を持つことは、自分でも今年に入ってから意識して取り組んでいることです」

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