「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

ネルシーニョ監督「戦術の達成度はパーフェクトに近い出来だったと思う」/J1 第32節 清水 vs 柏【試合終了後コメント】

○ネルシーニョ監督

「非常にタフなゲームになりましたけど、両チームが結果を懸けて激しくファイトした中で我々としては戦術の達成度はパーフェクトに近い出来だったんじゃないかと思います。これまでしっかりと選手たちと対話をした中でトレーニングで積み上げてきたものが、こういった形で結果として表れて満足しています。まだ6試合残っていますが、この勝利が終盤戦を良い形で終えるために我々レイソルにとって意味のある勝利だったと思いますし、残りの試合を優位に進めていくうえでもまた弾みがつくんじゃないかと思います。あとはコンスタントに今日の出来を保っていけるようにしっかりと次節に向けて準備をしていきたいと思います」

 

−今日は前半から大南選手、三丸選手、両SBの攻撃参加が多く、得点もその形から生まれました。これは準備してきた形だったのでしょうか?

「そうですね。ほぼ10日間をかけてやってきた形ではあります。今日のゲームの重要性を選手たちにずっと話をしてきた中で、先ほども言いましたが攻守における戦術の達成度はほぼパーフェクトに近かったんじゃないかと、選手たちがしっかり理解してやってくれたと思います」

 

−最後の20分間は清水の猛攻を受けましたが、それをしのぎ切りました。最後の20分の守備の評価は?

「それはあくまで流れの中でのことだと思います。当然と言えば当然で、相手の清水はホームで1点ビハインドの状況、終盤に差し掛かったところで攻撃に出なければいけないのは当然のことだと思いますし、相手のボール支配率が高まってボールを積極的にボックスに入れてパワープレーに頼るというのは、どの展開であっても今日のようなゲームであれば起こることだと思います。その中で今日はもちろんディフェンスが最後まで耐えしのいだということもそうなんですが、チーム全体として最後まで焦れずにやり切ったことを評価しています」

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