「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

三丸拡「練習でやってきたことが得点につながった」/J1 第32節 清水 vs 柏【試合終了後コメント】

○三丸拡

−右から入ってきたボールを左足で振り抜きましたが、得点場面を振り返って。

「右に良い形でボールが入り、うまくつないでくれて、上がる時間もあったので、シュートもクロスを上げることも考えたんですけど、結果(左足を)振り抜いてゴールが決まってよかったと思います」

 

−起点は右SBの大南選手の侵入だったので、逆サイドとしては自重してバランスを取るケースもありますが、そこで攻撃に出ていった判断にはどのような理由があったのですか?

「確かに4バックで右SBが上がった時に出ていくのはリスキーな場面でもあるので、あそこは判断が必要なんですけど、全体を逆サイドからよく見えていて、ここは行くことでチャンスになると思ってそういう判断をしました。結果的には体が勝手に動いてあそこに入ることができたという感じです」

 

−鳥栖時代のルヴァンカップの得点も同じような形でしたが、三丸選手が得意とする形ですか?

「逆サイドからオーバーラップというか、真ん中で時間を作っている間に相手もボールウォッチャーになりますし、逆サイドの選手が空くというところで、常にあそこは狙っている部分ではあるんですけど、良いボールが来て、良いシュートというか、しっかり足に当たったので入ったと思います」

 

−プロ6年目でJ1初ゴールになりました。その位置付けについて。

「もう少し早く取ってもよかったという場面はいくつかあったんですけど、ただそこまで得点というものにこだわってきてなかったというのもあって、プラスアルファというか、それが結果的にこういう大事な一戦で出たのは嬉しいです」

 

−ネルシーニョ監督が「準備してきた形」とも話していましたが、どの部分でその準備が出ましたか?

「逆サイドにボールがあるときのリスクマネジメントや、どこに立ち位置を取っていればいいかは今週やってきたので、そういう意識があったので、後ろに人が残っていれば前に出てもいいということだったので、そういう部分で練習でやってきたことが得点につながったと思います」

 

−後半の残り20分間、相手の攻勢を受けました。チーム全体の守備については?

「決して良い守備というか、満足のいく内容ではなかったですけど、最後、GKを含めて全員で身体を張ってというところで点を取らせないというのは、運もあったと思いますけど、チーム全体の意識として最後やられなければいいという部分はあったと思います」

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ