2021年ラストゲーム、そこに来季へつながる光は見えたのか?/J1 第38節 柏 vs 大分【レビュー】
2021明治安田生命J1リーグ 第38節
柏 2−3 大分
三協フロンテア柏スタジアム 14:03KO
得点者:21分 渡邉新太(大分)、30分 下田北斗(大分)、53分 戸嶋祥郎(柏)、55分 マテウス サヴィオ(柏)、66分 増山朝陽(大分)
●スタメン
GKキム スンギュ、DF大南拓磨、高橋祐治、古賀太陽、三丸拡、MF三原雅俊、ドッジ 、戸嶋祥郎、マテウス サヴィオ、神谷優太、FW細谷真大
3バックでスタートした前節は、札幌の立ち位置の変化についていけず、空いたスペースを何度も突かれ、後手に回る苦しい展開を強いられた。
今節の4バック変更について、ネルシーニョ監督は「システムの問題ではなく、一人ひとりが与えられた役割をこなせるか」とは言っていたが、同時に「前線に5人、数をかけてくる。そうなったときに守備に安定というのは、我々が攻撃に出ていくために非常に重要な要素」とも話していることから、前節のハマらなかった守備を踏まえて、4バックに変えたと見る線が妥当だろう。
しかしミラーゲームに持ち込もうとしても、相手に立ち位置を変えられ、逆にこちらが立ち位置を変えることで、システム上の噛み合わせのギャップを利用としても、むしろそれが裏目に出て相手に優位性を握られてしまう。
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