「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

上島拓巳「自分がこのチームを引っ張っていく」【2022キャンプレポート&コメント②】

○上島拓巳

−昨年はチームとして難しいシーズンとなり、上島選手も今季に期するものも大きいと思いますが?

「僕自身の中では苦しいシーズンで、自分の目指しているパフォーマンスや、自分自身に期待しているパフォーマンスの半分も、特に前半戦は出せなかったという印象です。後半戦、夏以降は自分らしいプレーができたり、チームの勝利に貢献できたプレーもあって、そこは今季につながる大きな材料だと思っています。今年の冬にレイソルを支えてきてくれた選手が数名抜けて、大卒やユース出身の選手が入ってきた中で、自分の立ち位置が一気に上に引き上げられた感覚があります。年齢的にも2月に25歳になりますし、レイソルは2番目に若いチームだと聞いていますし、本当に若いチームになったと思います。このチームを引っ張っていく選手が誰なのかというところで、今年はそれが自分になると思っています。試合もそうですけど練習中でも声を出したり、ピリッとさせたり、あるいは盛り上げたり、いろいろな役割を自分がになっていかなければいけないので、もちろんタニさん(大谷)がいますけど、自分が精神的支柱に近づけるように、自分がこのチームを引っ張っていけるようにやっていきたいと思います」

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