「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

敗戦には必ず理由がある/J1 第13節 柏 vs G大阪【レビュー】

2022明治安田生命J1リーグ第13節

柏 0−1 G大阪

2022年5月14日 三協フロンテア柏スタジアム 19:03KO

得点者:71分 ダワン(G大阪)

●スタメン

GKキム スンギュ、DF大南拓磨、高橋祐治、上島拓巳、古賀太陽、三丸拡、MFマテウス サヴィオ、椎橋慧也、戸嶋祥郎、FW細谷真大、小屋松知哉

 

試合終了のホイッスルが鳴り響いた直後、柏の選手たちは項垂れ、ピッチに倒れ込んだ。

シュート数18対6、得点が決まってもおかしくはない決定機をいくつも作り出した。ネルシーニョ監督の「非常に攻撃的で魅力的なサッカーを終始できていた」という言葉どおり、実際にプレーする選手たちもゲームのボリューム、テンポは非常に良い感覚で十分な手応えを感じていただろう。

だが、それだけの試合内容をしての0−1という敗戦に、ショックは大きかった。

あれだけの決定機を逸し続ければ、相手の一発に泣くという、サッカーでは起こりがちな展開の典型とも呼べる試合となってしまった。

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