「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

4試合ぶりの勝利は、数的有利を活かした今季最多の6得点を挙げる大勝/J1 第15節 札幌 vs 柏【レビュー】

2022明治安田生命J1リーグ 第15節

札幌 1−6 柏

2022年5月26日 札幌ドーム 19:05KO

得点者:15分 高橋祐治(柏)、26分 細谷真大(柏)、54分 マテウス サヴィオ(柏)、58分 小屋松知哉(柏)、69分 森海渡(柏)、71分 森海渡(柏)、74分 青木亮太(札幌)

●スタメン

GK佐々木雅士、DF大南拓磨、高橋祐治、上島拓巳、古賀太陽、三丸拡、MFマテウス サヴィオ、椎橋慧也、戸嶋祥郎、FW小屋松知哉、細谷真大

早い時間帯に相手選手が退場になったことによって、数的有利な状況が作れる時間帯が多くなった」(ネルシーニョ監督)

小屋松知哉に対するファウルによって、開始10分に札幌の福森晃斗が退場になったことは、柏にとってその後のゴールラッシュを生むトリガーとなった。

とはいえ、数的有利という状況がかえって選手の油断に繋がり、一人ひとりが本来やるべきことを疎かにしてしまったり、あるいは割り切った戦い方に出てきた相手の守備を攻略しきれずに攻めあぐね、一人多い状況を活かせないという展開は珍しくはない。

そんな状況には陥らず、今季最多の6得点を奪い、直近の公式戦で4試合連続無得点と決定力に課題を残していた嫌な雰囲気をよくぞ打破してくれた。

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