「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

ホームで約2か月ぶり勝利。鮮やかなる3発快勝も終盤の守備には修正の必要あり/J1 第16節 柏 vs 清水【レビュー】

2022明治安田生命J1リーグ 第16節

柏 3−1 清水

2022年5月29日 三協フロンテア柏スタジアム 16:03KO

得点者:13分 マテウス サヴィオ(柏)、39分 細谷真大(柏)、58分 大南拓磨(柏)、64分 片山瑛一(清水)

●スタメン

GK佐々木雅士、DF大南拓磨、高橋祐治、上島拓巳、古賀太陽、三丸拡、MFマテウス サヴィオ、椎橋慧也、戸嶋祥郎、FW小屋松知哉、細谷真大

キックオフ直後から、ラインを高く敷いた5−3−2のコンパクトな陣形を構築する柏は、安定した試合の入りを迎えた。

全体が敵陣深く押し込んだ際には、ボールを失った直後にダイレクトプレッシャーをかけて奪いにいくが、基本的には前から執拗に追うというよりは、一旦陣形をセットしてから清水がSBにつけたときに全体がつながりを持ちながらスライド早くボールサイドに寄せ、プレッシャーを仕掛けていく。

清水が外から中へクサビを打ち込もうとしても、チアゴ サンタナ、鈴木唯人に対する3バックの対応が良く、さらに中盤や前線の選手のプレスバックもあって、相手のボールタッチがわずかでもずれようものなら、挟み込んでボールを奪い、一気に怒涛のカウンターで清水のゴールへと襲い掛かった。

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