「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

三丸拡「もっともっとやらなければいけないという気持ちにさせてもらいました」/天皇杯2回戦 柏 vs 筑波大学【試合終了後コメント】

○三丸拡

−天皇杯初戦は例外なく難しい試合になりますが、今日の試合ではどういうところに難しさを感じ、どう戦いましたか?

「筑波大学がすごく組織的にも個人としても良い選手がいっぱいいて、強い相手だったというのがあって、僕らも中2日で試合をする中で難しい展開になるのは予想していましたけど、その中でボールを持つ時間が長かったにもかかわらず、そこから攻撃のクオリティ、どう攻略していくかというところで、僕たちもあまりクオリティを出すことができなかった試合だったと思います。もっともっと自分たちで動くを出して裏を狙ったり、どうしても足元足元になってしまう部分があったので、どういう相手とやったとしても、まずは前を狙っていくというところをもうちょっとチームとして共有してやらなければいけないと思います」

 

−決勝点は高橋選手のミドルシュートでした。高橋選手は札幌戦でもミドルシュートを決めていますが、三丸選手から見て日頃の練習でもああいうシーンが増えているのでしょうか?

「後ろの選手だからといって、攻撃に関わってはいけないということはなく、積極的にどんどん絡んでいこうという話はチームでもあります。その中で彼自身もポジション取りとか、僕も大南もそうですけど、いろいろゴール前に絡んでいくというところは後ろの選手も意識してやっています。そういうのが顕著に出たと思います」

 

−三丸選手としては母校との対戦で、三丸選手自身も2013年に筑波大学の選手としてここで天皇杯を戦いました。そういう点からしても特別な感情のある試合だったと思いますが?

「こういう試合が決まってから、今もちょっと特別な気持ちになっていますけど、試合が始まる前はリーグ戦と同じように相手をどう攻略していくか、どう目の前の相手を倒すかに集中していたので、他の試合とそんなに変えて入ったつもりはないです。ただ、筑波大学の良い組織的な守備、攻守においてアグレッシブなところを目の当たりにして、僕自身も思うところがありましたし、もっともっとやらなければいけないという気持ちにさせてもらいました」

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