「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

古賀太陽、前半戦総括と後半戦に向けて「手応えはあります」【インタビュー】

○古賀太陽

――リーグ戦16試合、シーズンの約半分を終えて勝点27、首位の横浜FMとは勝点差44位に付けています。率直にこの順位をどう捉えていますか?

「去年がああいう結果に終わり、戦い方としてもなかなか良いゲームができず、ズルズルいってしまうシーズンだったので、今年はそこから巻き返そうという形で入り、前半を終えて4位というのは去年と比べたらだいぶ良いと思います。もちろん途中には3連敗があり、まだまだ改善しなければいけない部分はありますけど、上も狙える良い位置に付けたと思います」

 

――結果だけではなく、前半戦の試合内容も昨シーズンからかなり良くなっています。シーズン始動からキャンプを通じた開幕前の準備期間に、古賀選手はチームの変化をどのような部分に感じましたか?

「まず、何か問題が起きたときに、コミュニケーションを取ってその問題を解決しようとする選手が増えました。チーム全体としてそういう姿勢が強くなったのは去年からの大きな変化だと思います。あとはピッチの中でのちょっとした声掛けでもポジティブな声が増えているので、失点したときも去年のようなどんよりした雰囲気を今年は感じないですし、そういう部分での変化一番大きいと思いますね。ピッチ内で思いどおりに試合を運べていなかったとしても、それを全員で乗り越えようとしているチームになっている感じがします。去年からいる選手は去年と同じシーズンにしてはいけないという意識を全員が持ち、良くしていこうという意識が芽生えたからこそ、自然とポジティブな声も増えていったと思います」

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