ネルシーニョ監督「敵地に乗り込んで逆転勝利ができたのは、チームにとって大きな成果」／天皇杯3回戦 柏 vs 徳島【試合終了後コメント】

2022年06月22日 21時47分　
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○ネルシーニョ監督

「今日の一戦は、我々はBチームで臨んだ試合となったんですが、これまで中断期間もいくつか実戦を積んできたとはいえ、なかなかこうした公式戦で今までゲームに絡んできていなかった選手たちだったので、入りがゲームのテンポに入れず、前半は特に守備のところ、最終ライン、バイタルエリアにスペースを与えてしま巣シーンが多く、実際にやられた失点もそのスペースを使われた形でした。そこを修正すべくハーフタイムに2枚を替えて、特に強調したのは（升掛）友護を前に置くことで、まずは相手のビルドアップを牽制しようと、相手のビルドアップに対して形を変えて前からしっかりとプレッシングに出ていくところで、守備はこちらの狙い通り修正をかけられたと思うんですが、それでも後半の終盤は相手にボールを握られる時間帯が続きました。今日は我々が狙いとしていた攻撃の形が作れませんでしたが、それでも敵地に乗り込んでこういう形で逆転勝利ができたのはチームにとって大きな成果だと思っています」

−1点目、2点目と立て続けに決まりましたが、逆転ゴールは徳島を崩しました。監督から見てどういう点が良かったですか？

「どちらもこれまでトレーニングで取り組んできた形であったんですが、2点目に関しては友護の個人技から（森）海渡がしっかりとボールを引き出しました。前線の動きだし、出し手と受け手の意図が非常に数試合あうようになってきていますので、チームとして取り組んできている成果が実戦で結果に現れていると思います」

−土屋選手が初得点を決め、守備でも頑張っていました。土屋選手の評価をお願いします。

「後半に入って良くなったという印象です。前半はうちの2列目と最終ラインの間をインサイドに入ってきた選手に流動的に動かれて、そこでボールを引き出されてというシーンが何回も作られていましたので、そこはハーフタイムに入って守備陣には声をかけ、自分の前で動いた選手に対しては厳しく守備に行くようにと声をかけたところで、後半に入ってこちらが要求したとおり、球際で厳しく潰しに行く積極的なプレーが見られました。しっかり点も取ってくれたましたので、重要な役割を落ち着いてやってくれたんじゃないかと思います」