ネルシーニョ監督「選手一人ひとりの戦う姿勢が足りなかった」／J1 第18節 横浜FM vs 柏【試合終了後コメント】

2022年06月25日 19時37分　
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○ネルシーニョ監督

「まずゲームの入りからロッカールームにいるような雰囲気のままピッチに入ってしまい、そこを気持ちの緩みという部分を相手に突かれて、前半の序盤に立て続けに2点、もう1点許してしまい、自チームの守備の部分でミスが続いてしまったこともありましたけど、なんといっても入りの部分でアラートに入れていなかったことが最後まで尾を引いたと。今日のゲームを振り返ってみたときに、これまで前半戦チームとして取り組めていたことが全く機能しなかった。日々選手たちはともに生活をして苦楽をともにしているんですが、その中で彼らが本来やれるものがしっかりとゲームの中で発揮できなかった。戦う姿勢、選手個々のパーソナリティ、あとは相手との駆け引き、球際でバトルする姿勢も精彩を欠いていました。序盤の入りが最後まで響いた結果なのかなと思います。相手の方が攻守において良い入りができていたと思いますし、我々は技術的な部分、戦術的な部分、個々のところでいうと勇気を持って戦う姿勢がこれまで出せたものに対して今日のゲームは劣っていたという内容のゲームだったと思います」

−飲水タイムで修正されるかと思いましたが、すぐに3点目を取られてしまいました。どこに原因がありましたか？

「3点目に限らず、前半許した失点、後半許した1失点、今日のようなクオリティの高い組織的なチームと対戦するうえで、この1勝が今後の我々の順位に大きく影響する大一番で、その試合に勝つためには何が求められるかというと、戦術、技術を超えた、選手一人ひとりが戦う姿勢だと思います。今、ロッカールームで選手に声をかけましたが、今日のゲームで何が起きたのかわからない、本来であれば相手との駆け引きにおいて狡賢く、少々荒削りでも相手を止めに行くところが、ただ今日は目で追いかけているだけ、見ているだけだと。逆に相手はうちがゲームのリズムを掴みかけた時にことごとく球際では守備にバトルしにきていましたし、ファウルを承知で止めにきました。そこの戦う姿勢が足りなかったのは明らかですし、何が原因ということに関しては映像を見て掘り下げていく必要がありますけど、今日に限っては全てだったと思いますし、その中で何が足りなかったというと、選手一人ひとりの戦う姿勢だったと思います」