「柏フットボールジャーナル」鈴木潤

武藤雄樹「仕事ができたという達成感を得ることができた」/J1 第24節 京都 vs 柏【試合終了後コメント】

○武藤雄樹

−試合前、入るときはどのようなことをイメージしていた?

「お互いに球際でバチバチ戦っていて、すごく締まったゲームをしていたと思います。その中でお互いにチャンスもありましたし、僕が入る終盤には少し京都も疲れが見えて、若干スペースが空いてきていると感じていたので、そこで一発ボールを引き出してゴールを決めたいと思っていました。そういう仕事ができて嬉しく思います」

 

−決勝ゴールの瞬間、サポーターは盛り上がっていましたが、ご自身の心境は?

「時間が時間というか、ラストプレーだったので、僕自身も本当に興奮しましたし、またチームメートとサポーターの皆さんが喜んでいるのを見て、さらに嬉しくなったというか、仕事ができたという達成感を得ることができました」

 

−ケガから復帰してから結果を残していますが、その原動力になっているもの。

「ケガをして、苦しかった分、ピッチに立てる喜びを感じていますし、半年間ぐらい出られなかった挽回というか、自分の仕事を見せたいというのと、あとは僕が出られなかったときにチームのみんなが躍動している姿を前半戦には見ていましたし、前向きに、直向きにプレーする良さを確認させられたので、僕もピッチに立ったときには思い切って積極的なプレーを見せようと思っているのが、こういう結果につながっていると思います」

 

−最後まで誰も諦めない、チームに一体感がある。

「シーズンの最初からあまり柏レイソルのへの期待はそこまで大きくはなかったと思うんですけど、そこに対してキャンプからみんなで頑張ろうという部分を見せながらやってきましたし、あとは若い選手が多い中で、勝利するごとに自信をつけているというか、勝つことでみんなが自信をつけて、より前向きにプレーできているので、僕は去年からしかいないですけど、みんなの成長ぶりが増えていると感じています。ここから難しい試合が続くと思いますけど、プレッシャーがかかる中でそういうプレーを見せられるように、僕自身も引っ張っていきたいと思います」

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