【ACLうぉっち】アントラーズ悲願のアジア制覇。全Jクラブに刮目してほしい、鹿島の強さを象徴した9秒間
ACLファイナル。ホームの1stレグを2−0で勝利した鹿島アントラーズは”完全アウェー”も0−0で乗り切り、合計スコア2−0でイランのペルセポリスに勝利。クラブ創設から20冠目にして初めてアジア王者となった。
0ー0と言っても内容の濃い”後半90分”だったが、その中で鹿島アントラーズならではの強さを象徴するシーンがあった。そこでの対応を1つ間違えば、勝負はより難しいものになっていただろう。それは31分に起きた。
ペルセポリス陣内に攻め込んでいた鹿島は右サイドで起点を作り、西大伍と土居聖真がボールをつなぐ。そこから同サイドに流れて来たレオ・シルバ、土居とつなぎ、縦パスを西がスルーして3対4の局面を高いし、レオ・シルバがペナ角で前をむく。
そこからカットインでシュートを狙いに行くが、ペルセポリスのブロックに阻まれると、レオ・シルバはディフェンスを引きつけて左後ろのセルジーニョへ。左足でダイレクトシュートを放つが、ハリルザデーにブロックされたセカンドボールをペルセポリスのレサンに拾われた。
セットプレーのキッカーでもあり、カウンターの起点として最も危険なレサンに外から土居、内側からレオ・シルバがプレッシャーをかけに行くが、右足から放たれたボールは前方で待ち構えるナイジェリア人FWのメンシャへ。しかし、その背後から白いユニフォームが鋭く迫る。
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