サッカーの羅針盤

【トリニータうぉっち】昇格をかけ山形との最終戦に臨む松本怜。J1で待つ”古巣”マリノスに対する思いを語る

「レイチェル」の愛称で親しまれる松本怜は青森山田高校から早稲田大学をへて2010年に横浜F・マリノスに入団。かつてセレクションを受けたこともあり、憧れのクラブだったという松本はマリノスで2012年まで所属し、2012年にはポジションを掴みかけた時期もあったが、翌年に当時J1だった大分トリニータにレンタル移籍。J2降格を経験するも、そのまま大分に完全移籍した。

Photo: Noriko NAGANO

そこから右サイドの主力に成長した松本は2015年にJ3降格を経験したが、クラブに残ってトリニータを支え、片野坂監督のもとでついにJ1の舞台へ手がとどくところまで来た。もちろんアウェーの最終節でモンテディオ山形に勝ってJ1昇格(他会場の結果によってはJ2優勝)を勝ち取るために、目の前の試合を全力で勝ちに行くために週明けの練習から集中してトレーニングに励んでいる。

川西翔太の劇的なゴールで勝利を飾ったツエーゲン金沢とのホーム最終戦は右からのサイドチェンジパスで川西のゴールをアシストした松本。そのシーンについて松本は詳細に覚えている。

(残り 1501文字/全文: 1965文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ