【マリノスうぉっち】JYC優勝。マリノスユースの決勝2ゴール解析①
Jユースカップ決勝が11月18日にミクニワールドスタジアム北九州で行われ、横浜F・マリノスユース がクラブユース選手権王者の清水エスパルスユースを2−1で破り、2010年以来となる優勝を果たしました。
爆発的な攻撃力で、これまで5試合で25得点を記録してきたマリノスユース ですが、昨年U-17W杯にも出場したセンターバック監物を擁する清水ユースの組織的でタイトなディフェンスに苦しみます。しかし、そのディフェンスを崩す見事な2ゴールでリードすると、オウンゴールから1点を返されるも2−1で勝利しました。
1点目 前半38分 17栗原秀輔
■布陣
清水エスパルスユース 4−4−2
—————————1天野友心———————–
11望月勇伸—-3栗田詩音—-5監物拓歩—-14佐塚洋介
17青島太一–29中里圭佑–18五十嵐海斗–20丸山雄太朗
————15川本梨誉—-25ノリエガ・エリック——-
SUB:33小塩拳生/10齊藤聖七/28成岡輝瑠/29青木亮輔/12小川雄一郎/23鈴木瑞生/21石井飛雄馬
監督:平岡宏章
横浜F・マリノスユース4−4−2
————10榊原彗悟——–17栗原秀輔—————-
7椿直起——6土佐陸翼——-8岩澤桐人—-11山谷侑士
19池田航—5鈴木駿之助——3五十嵐大悟—-2木村卓斗
————————–16吉嵜勝哉————————
SUB:39津久井匠海/26ブラウンノア賢信/32植田啓太/24松田詠太郎/22石井宏育/15日隈優作/20寺門陸
監督:西谷冬樹
■展開
清水ユース川本による右足のCKからエリックに危険なシュートを打たれるなど苦しい時間を耐えたマリノスユース は左の椿を中心に再び攻め込み、土佐のミドルシュートをGK天野にキャッチされた後の流れだった。
天野がややワイドに開いた左センターバックの監物にスローすると、そこからインサイドに引いたボランチの中里に預ける。マリノスユース の榊原がプレスバックで襲いかかるが、中里は素早く縦の丸山にボールを出す。
丸山はアウトサイドに山谷がいる状況で、左足のコントロールで前を向こうとするが、背後から迫った木村がインターセプト。内側にこぼれたボールを土佐がワンタッチで前方の栗原にパスする。
栗原が前を向きドリブルを仕掛けると監物が立ちはだかるが、外側を榊原がスプリントして監物を引きつけ、栗原は相棒のサポートで一瞬あいたシュートコースを逃さず右足シュート。GK天野の反応も及ばず、グラウンダーのボールがゴール右隅に吸い込まれた。
■解説
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