サッカーの羅針盤

無料記事【代表うぉっち】三竿健斗&守田英正。キルギス戦の注目は”おもてなし”ボランチコンビ

キルギス戦はアジアカップに向けて底上げをはかる意味では大事な試合になります。ベネズエラ戦からスタメンそう入れ替えの可能性もあり、言い換えれば今回チャンスを得た選手たちはアジアカップに向けたアピールの場になります。

その中でも注目したいのが三竿健斗と守田英正のボランチコンビです。合宿の練習中もかなりの時間を共有している二人。ベネズエラ戦では遠藤航と柴崎岳のウルグアイ戦から2試合目と思えないほど2人が息の合ったプレーを見せましたが、22歳の三竿と23歳の守田には彼らロシアW杯組にもない特徴があります。

・三竿選手

・守田選手

Photo: Noriko NAGANO

二人に関する詳しい記事は「フットボールチャンネル」に寄稿していますので、未読の方はキルギス戦のキックオフまでに読んでいただければ。

森保J、刺激しあう三竿健斗&守田英正が果たすべき役割。柴崎岳&遠藤航に続くボランチは?【キルギス戦プレビュー】
https://www.footballchannel.jp/2018/11/20/post297993/

三竿「守備的な部分で、観てる人は分かんないかもしれないですけど、やってる選手の中で、あいつがいたらやりやすいなと思ってくれたら。そう言う思いやりがあれば次に出しやすいところにパスも出せると思う」

守田「人を助けるとかカバーする、距離の部分とか、気を使う部分というのは誰よりもできる自信がありますし、そこも自分としては特徴だと思っているので。細かいところですけど、出たらそういうところを出してきたい」

彼らの言葉からも分かる通り、2人に共通する特徴は仲間を助け、輝かせる”ホスピタリティ”です。鹿島がACLで悲願のアジア制覇、川崎がJ1の連覇を成し遂げましたが、そうした彼らの目立たない”おもてなし”抜きにビッグタイトル獲得を語ることはできません。

もちろん、それだけではなく三竿であれば守田も「ロングフィードとか僕よりうまいので、遠くが見えている」と語る展開力、守田であれば機を見て前に絡んでいくプレー、さらに攻守の切り替わりでのポジショニングなど見所は多くあります。

サッカーは点を取る競技なのでアタッカーに注目が行くのは当然ですが、キルギス戦はボランチの2人に注目して「観てる人は分かんないかもしれないですけど」と三竿選手に言わせないぐらい話題にしたいですね。

キルギス戦の内容によって【KAWAJIうぉっち】でも分析記事を掲載したいと思います。

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