サッカーの羅針盤

【カワサキうぉっち】多摩川クラシコで知念慶のゴールを呼び込んだ中村憲剛、田中碧、長谷川竜也のディフェンスを解析

すでにJ1の優勝を決めている川崎フロンターレはFC東京とのアウェー”多摩川クラシコ”に臨んだ。FWディエゴ・オリベイラにペナルティエリア内で危険なフィニッシュに持ち込まれかけ、太田宏介に危険なクロスをあげられるなど、立ち上がりはホームのFC東京の方がチャンスを作っていた。

しかし、フロンターレは巧妙なディフェンスでFC東京のミスを誘い、チャンスを逃さず知念慶のゴールで先制点を奪った。後半にも長谷川竜也の追加点で2点をリードしたフロンターレはそのまま逃げ切り勝利を飾った。

■布陣

FC東京

—————33林—————

2室屋-48ヒョンス-3森重–6太田

——–18橋本—–7米本——–

–38東——8高萩—–39大森–

————9ディエゴ————–

川崎フロンターレ

—————20知念—————-

–16長谷川—14中村——41家長–

——-25守田——-32田中——–

7車屋—5谷口—-3奈良–18エウソン

————–1ソンリョン———–

■展開

高い位置でのポゼッションから守田英正がミドルシュートを放ったが林彰洋がキャッチ。いったん落ち着かせて、全体が押し上げたところで右ワイドにポジションを取った東慶悟に渡す。そこから中盤スペースの橋本拳人がボールを受けるが、田中碧が縦を切りながら素早くチェックしてきた。

橋本は後向きボールを持つと、手前からは中村憲剛がプレッシャーをかける。そこで橋本としては東にリターンするかにみ見えたが、右足でボールを持ち直し、逆サイドに出そうとしたところでコントロールをミス。こぼれ球を拾った知念が迷いなく右足を振り抜きゴールネットを揺らした。

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