サッカーの羅針盤

【マリノスうぉっち】[トップ昇格]若きドリブルマスター椿直起の説明書

横浜F・マリノスユースからトップ昇格するMF椿直起は右利きのサイドアタッカーであり、昨年はU-17W杯でも久保建英らとともに活躍。同大会を現場取材した筆者はイングランド戦の終盤に宮代大聖(川崎フロンターレU-18)の惜しいシュートを引き出したショートクロスが強く記憶に焼き付いている。

左右両サイドでプレーできるが、マリノスユースでは主に左サイドハーフを担い、同じくトップ昇格する右サイドの山谷侑士との両翼は相手ディフェンスの脅威となって来た。またキャプテンとしてもチームをひっぱり、Jユースカップ優勝に大きく貢献している。

右利きだが”憧れはメッシ”と言う通り、基本的には足元でファーストタッチしてから仕掛けて行くスタイルで、懐で迎えるボールタッチから2タッチ目で自在に方向転換して加速する。右足が75%を締める選手だが必要な状況では左足でもタッチするし、パスやクロスは左足でも正確に出せる。むしろ左足をいつ使うかを基準にプレーを見れば面白いかもしれない。

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